「4スタンス理論」バイブル (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2014/11/28
スポーツ, スポーツ (本), 廣戸 聡一
によって 廣戸 聡一
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ヒトの身体の動かし方は、みな同じではありません。 ヒトの身体特性には、じつは4つの種類が存在するのです。 これは、血液型が何種類かあり、人それぞれ生まれつき 決まった血液型を持っている、というのと同じようなもの。 ヒトは身体は、誰でも4つのタイプに分かれていて、 それぞれタイプによって、おなじ立つ、座る、歩くといった行為でも、 厳密にみると身体の形、動かす各部位の順序などが異なっています。 これを整理して解説するのが「4スタンス理論」です。 本書は、この、いわば「身体の取扱説明書」ともいえる理論を、 20年以上の歳月をかけて作り上げた著者、廣戸聡一の、 現時点での集大成ともいえる渾身の一冊です。 たとえば「達人たちの4スタンス」と題した章では、マイク・タイソン、ダルビッシュ有、 ディエゴ・マラドーナ、ウサイン・ボルトなど、20名以上の世界最高峰のアスリートたちや、 マイケル・ジャクソン、ミック・ジャガー、そして指揮者のカルロス・クライバーといった音楽家たちが登場。 それぞれの身体の使い方を、4スタンス理論に基づいて分析、解説していきます。 ピッチを自由奔放、ドラマチックに駆け抜けた稀代のサッカープレイヤーと、 史上もっとも美しい指揮姿で聴衆を魅了した音楽家が、じつは同じタイプで、 そのタイプ別の特性を見事に活かし切った動きをしていたことなどが垣間見えてきます。 続く章では、そうした身体の特性がどのような理由で生じてくるのかを、 「軸」という概念を中心に据えて、ていねいに、細部にわたるまで詳細に解説していきます。 まさに廣戸理論の根源をなす考え方が明らかにされていく、本書の骨格をなす記述が続いていきます。 「4スタンスの世界」と題された、4スタンス理論の核心に触れる章では、 4スタンスはいかに分類されているか、そして4タイプそれぞれが、 どのような特性をもっているかが詳しく解説されていきます。 万華鏡のような4スタンスの世界がじっくりとひもとかれていきます。 そして本書の締めくくりには、自分がいったいどのタイプに 属するのかを知るための、タイプチェック法が解説されます。 自分のタイプを知ってから、改めて本書を読み返してみると、さらに理解が深まり、 4スタンス理論の世界に引き込まれていくことになるでしょう。
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